2023年1月30日月曜日

タングルウッド音楽祭でアメリカの空気を思い出す















今日は異常に早く目が覚めた

何か意味があるのかと思い、いつものようにテレビを付けてみた

そうすると、コンサートが流れ、女性の司会者?が会場に向かって語り掛けている

聴いていると、タングルウッドとかレニーとかジョンなどという名前が出てきた

これはタングルウッドの音楽祭で、バーンスタイン(1918-1990)やジョン・ウィリアムズ(1932- )のことを言っているのだとすぐに気付く

実際、ジョン・ウィリアムズが出て来た

それから、見覚えがあるのだが名前が出てこない指揮者が登場

暫く頭の中を散歩しているうちに、マイケル・ティルソン・トーマス(1944- )だと思い当たった

バーンスタインの生誕100年を記念しての演奏会で、2018年のものであった

アメリカのオーケストラらしく、非常に力強い演奏であった


これは、わたしがマンハッタンにいた40年ほど前に出来上がった偏見なのかもしれない

実はカーネギーホールでライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団シカゴ交響楽団を続けて聴いたことがある

初日はクルト・マズア(1927-2015)指揮で、翌日はゲオルク・ショルティ(1912-1997)の指揮だった

初日には何も感じなかったのだが、2日目にシカゴを聴き、風圧として襲ってくるかのようなその音量に圧倒されたのである

初日のオーケストラが室内楽のように感じられたことを思い出す

それ以来、アメリカとヨーロッパのオーケストラに対する偏見が出来上がってしまったようだ

今朝の演奏もどこか動物的な匂いを感じながら聴いていた






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