2016年3月9日水曜日
第三回カフェフィロPAWL終わる
今日は、三回目となるカフェフィロPAWLを開いた
生き方に関わる哲学を扱っているカフェだが、今回はエピクテトス(50-135?)の哲学を選んだ
この世界にあるものの中で、自分の手の及ぶものと及ばないものを峻別すること
それが心の平穏、すなわち幸福への道であるとこの哲学者は説いている
自分の手の及ばないものを及ぶものとしたり、その逆を考えると心乱れる状態になる
わが子、わが妻など愛する人間の命も自分の手の内にはない
彼らが目の前からいなくなることに対して、われわれは何の力も持っていない
そのことを理解する必要があり、それは自分の体についても同様であると言う
エピクテトスの現代的意味をどのように捉えるのかについては議論が盛り上がっていたようである
参加者は12名とこれまでよりも多く、名古屋からの参加もあった
それから、これから自らのカフェを立ち上げようという方が3名も参加されていたのは驚きであった
哲学カフェなるものが広がりを見せていることの証左かもしれない
国内のカフェに精通している方のお話では、全国に200程のカフェがあるとのことであった
PAWLがどれだけ参考になるのかについては、疑問に思うところも多いのだが、、、
長所、欠点を含めて得るところがあったとすれば、幸いである
今日の纏めは、参加者からのコメントを含めて、いずれ専用サイトに掲載する予定である
お忙しい中、参加された皆様には改めて感謝したい
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