2019年10月6日日曜日

体を動かすための哲学



ラグビー・ワールドカップの日本の戦いを観ていた
そこで驚いたことは、試合中、終始体に異常な力が入り、実際に動くことであった
スポーツ観戦でこんなになることは、最近ではなかったのではないだろうか

昔は世界との壁が厚く、日本は勝てない競技だと思っていた
前回のワールドカップ辺りから状況が変わってきたのだろうか
南アに勝ったことは知っていたが、3勝もしていたとは思わなかった

当時、ヘッド・コーチ、エディー・ジョーンズさんの会見を観たことがある
そこには確かな哲学があり、それが何か新鮮に映ったことを思い出す
体のトレーニングを支える思想、試合に向き合う時の哲学といったものだろうか

体を動かすのは精神だが、論理なき精神では効果が現れない
その過程を支える創造的な論理が必要になる
いまの日本チームにはそれがあるのだろう
そして、実績が自信を生み出しているようにも見える

何をやるにも創造的な哲学が求められる
スポーツにおいても然り
肉体という制約を背負った中、我々は進まなければならないのだろう

もう暫く体が動き出す観戦が続きそうである

 

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