2019年10月9日水曜日

東京理科大での講義を終える



このところ例年の行事になっている東京理科大マスターコース「生命倫理」の講義を終えた
いつものように、その時が来るまで準備が終わらず、困ったものである
そうは言うものの、もう諦めていて精神的な乱れは全く感じなくなって久しい
最後に如何なる苦境が待っていようとも、平静に受け止め処することができるようになったからだ
これはどのようなプロジェにも応用でき、今ではわたしにとっての強力な武器になっている

この講義では小テストが義務付けられており、今日発見したことについて書いてもらった
車内でその回答を読みながら帰ってきた
これから研究者や職業人として旅立つ若者なのでわたしの意識とは異なっている
しかし、思考の重要性と思考の異なるやり方には気付いてくれたようで、講義には意味があった

どこに意識を持つのか、どのように「もの・こと」を考えるのかが文化的な質を決めると考えている
殆どの人が向けていると想像される身近な現実を超えて考える精神的な余裕と暇が求められる
まず、そのことに気付くことが重要になるが、その切っ掛けは伝わったように見える
これからの研鑽を期待したい

それはそのままわたし自身に対する言葉でもあるのだが、、






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