2018年6月9日土曜日
第3回ベルクソン・カフェ、初日終わる
本日も蒸し暑い日であった
こういう日は、それでなくても働きが鈍っている我が脳は動くのを嫌がる
夕方から第3回のベルクソン・カフェを予定していた
しかし、講師が移動にかかる時間を間違えて30分の遅刻となった
ご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい
また、写真撮影も完全に失念していた
注意を促していただいた方に感謝したい
今日はお二方の欠席はあったが、5名の方が参加された
実は上の写真の左側に、もうお一方が隠れているのが分かるだろうか
それはともかく、「対話することを学ぶ」というエッセイの前半を読んだ
脚注も読んだため、2ページ終わるのに2時間半かかったことになる
古代哲学の研究者であるアドーさんのエッセイなので、ソクラテスの対話がメインだった
魂の鍛錬の実践は太古の昔から行われている
ただ、西欧の歴史において道徳的良心を呼び覚ましたのはソクラテスだという認識がある
ソクラテスは対話者を質問攻めにして、その魂に注意を向けさせ、世話するように仕向けた
社会的な地位や名誉、富ではなく、思考、真理、魂をよりよいものにすることを説いた
フロネーシス、アレテイア、プシュケーの向上である
他者との対話の達人だったソクラテスはまた、自己との対話の達人でもあった
すなわちそれは、彼が魂の鍛錬の実践の達人であることを示すものであった
外的価値ではなく、内的価値に注意を払い、内的世界を豊かにしていくこと
それは哲学が古代から説いている重要なテーゼである
そして、人間の生き方にも大きな影響を与えてきた
詳しいまとめは専用サイトに近いうちにまとめる予定です
蒸し暑い夕べに貴重な時間を割いて本カフェに参加していただいた皆様に改めて感謝いたします
次回は6月16日(土)16時から、恵比寿カルフールにて開催されます
後半にはどのような展開が待っているのか、興味をそそられます
このテーマに興味をお持ちの皆様の参加をお待ちしております
よろしくお願いいたします
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿