若き日に、社会を具に観察することなく、日本も西欧と同じになってきたという思い込みがあった
頭の中で自分が思いたいように思っていたので、本当はどうなのか気になっていた
そんな時、ライシャワーさんの The Japanese という本を手に取った
その中に、正確な言葉は忘れたが、次のような指摘があったことを記憶している
日本人は日本が西欧と同じになってきたと感じているようだが、両者は全く異なっている
やはりそうだったのかという思いで読んだことを思い出す
それ以降、経験を重ねる中で、日本と西欧の間の溝は計り知れないことを悟ることになった
特に、アメリカとフランスに身を置いたことで、その溝の深さを体感できるようになったことも大きいだろう
こんなことを思い出したのは、マリ出身の京都精華大学学長ウスビ・サコさんの次の言葉を見たからだ
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