2020年8月22日土曜日

アタラクシアにある日常

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今日出かける時、玄関の電気のスイッチを押すと、静かに消え入るように消えた

消え方がおかしいとは思ったが、その電球は捨て、早速新しいものを手に入れた

しかし、新しい方も明るくなってくれない

慌てて捨てた電球を回収して調べてもらうと、やはり切れていなかった

もっと上の隠れた部分に問題があると思い、修理をお願いすることにした


日常のちょっとしたことだが、リズムが乱れることがある

これなどはシンコペーション程度に考えて、むしろ楽しむ方がよいだろう

それにしても心の平静を維持する術を習得したようで、アタラクシアが日常となりつつある

一昔前では考えられないことである

 

そう言えば、今日、ショーペンハウアーが考える幸福について論じるエッセイを読んだばかりであった

彼の幸福もエピクロスストア派の言う苦痛のない状態に近いもののようであった

ショーペンハウアーもお仲間になるのだろうか

少々心配である

 

 

 

 

 

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