今月はいろいろなことがあった
まずプロジェの関係で言えば、新しいプロジェで二番目の塊を作ることができた
長期プロジェにおいては、かなり長い付き合いになっているところが一つの塊になりつつある
これまで感じてきたのは、例えば一つのパラグラフの奥には汲めども尽きぬ世界が広がっているということだ
それを味わっていると、いつまで経っても終わりが見えない
ただ、その過程で新たな発見があり、書き初めに思い描いていた姿とはかなり違うものになりつつある
それは好ましい流れだと感じている
もう一つは、今月で14年(実質13年)に亘るフランス生活に一応の終止符を打ったことが挙げられる
昨年3月に一時帰国した時には予想もしていなかった展開である
ただ今回は、フランスで荷物を整理して久し振りにこの地を踏んだわけではないので、実感が全く湧かない
アメリカから帰国した時の感覚とは大きく異なっている
今でもまた同じアパルトマンに戻ることができるように思っているのだ
日仏の精神的共生状態にあると言えそうである
その伝で言えば、アメリカから戻った後の20年ほどは日米の精神的共生状態であったことになる
振り返れば、20代後半からのアメリカ滞在は7年に及んだので、フランスでは2倍の時を過ごしたことになる
アメリカでは言葉の習得に重点が置かれていた
しかし思考が疎かになっていたことに気付き、フランスでは考えることに重点を置くことにした
その点に関しては、基礎を固めることができたのではないかと総括している
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