2020年5月5日火曜日
COVID-19の最新情報(2020.5.4)
昨日の段階におけるCOVID-19に関連する情報を紹介したい
いつもの通り、ジョン・キャンベルさんの目を通して、ということになる
世界における5月4日の段階での数字は、感染者3,524,429人、死者247,838人
ワクチン
安全で確実なワクチンができたところで、COVID-19に対する最終的な方法を手にすることになる
ドナルド・トランプ大統領は、今年の年末までにはできるだろうと言った
ジョンさんは18か月は要すると見ているが、ドナルドが正しいに越したことはない
ここで重要なことは、誰でも手に入れることができ、安いことだ
ワクチンとは別に、既存の薬剤が治療に使えるかどうかをイギリスの160の病院で検討を始めた
ウイルスの由来
最近、ドナルドも国務長官のポンペオもこのウイルスは武漢のウイルス研究所に由来する証拠があると発表
証拠はいずれ公表されるのだろう
ジョンさんの見方は、次のようなものだ
ウイルスを合成したのではなく、他のウイルスの毒性が強いところを使った実験していた
それに感染した人が出て、そこから広がったのではないか
中国の統計
ジョンさんは、最初から中国政府の発表する数字は信用できるとしていた
そのために批判されるとも言っていた
しかしイギリスのMI6によると、最初の波は公式発表の4倍だったという
つまり、最初から過少報告をしていたことになる
オーストラリアの新聞も、昨年12月初めからヒト・ヒトの感染があったとしている
勿論、中国はこれを否定し、今年の1月20日までなかったと言っている
もしこれが本当なら国際的な問題になる可能性があるだろう
タイムライン
ここで、これまでの出来事を時系列で追ってみたい
2019年12月31日:武漢で27人の肺炎患者
2020年1月3日:発生源の追跡により、武漢のウェット・マーケット(華南海鮮卸売市場)が特定された
1月8日:コロナウイルスが同定と中国政府の発表
1月11日:重篤な基礎疾患がある61歳の人が死亡、この段階ではヒト・ヒトの感染の可能性は低いとされた
1月17日:アメリカは武漢からの航空便をスクリーニング
1月20日:北京、深圳、タイ、日本でヒト・ヒトの感染
ジョンさんによれば、ここでの失敗がパンデミックの原因になった
1月22日:武漢では旅行のロックダウン、17名死亡
1月24日: 中国国内13都市で交通の遮断
イギリスは、自国への脅威は低いと見ていた
1月30日:WHOは、global health emergencyであると発表
それが何を意味しているのかすぐには分からない
1月31日:アメリカも public health emergencyを宣言
2月6日: 武漢で新型肺炎が発生しているとの警告を出した李文亮医師が亡くなる
詳細は「李文亮」のリンクを参照のこと
ジョンさんの日付が必ずしも正確ではないところもあるが、全体の流れを観るには問題ないとしたい
2月22日:イタリアで最初の死者
2月29日:アイルランドで最初の感染者
3月5日:イギリスで最初の死者
3月11日:WHO、パンデミックを宣言
3月13~14日:アメリカ、旅行禁止をイギリス、アイルランドにも適用
3月20日:イギリス、文化の象徴パブを閉鎖
3月23日:イギリス、ロックダウン
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対策は「検査、追跡、隔離」(Test, Trace, Isolate: TTI)
これまでのお話から、対策の基本は社会的な無差別の隔離と感染者個人の隔離になる
上の対策は感染者を特定して隔離するものであるが、理に適っている
日本では未だに検査の是非が議論され、方向も定まっていないように見える
先ほどテレビで、隔離されている人で軽症の人は、検査なしで職場復帰できるというようなことを言っていた
症状がなくても感染を広げることができるというのが常識だと思っていたので驚いた
この常識が間違っているか、そもそも聞き間違いであればよいのだが、、
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