2022年1月6日木曜日

コンシュ「哲学的自然主義」(36)
























本日も午前中は雪搔きの続きをやり、幸い終えることができた

雪の日に太陽が出ると世界が明るくなるので気に入っている

何かを終えることは、それがどんなに小さなことでも気持ちよいものである

それではコンシュさんを始めることにしたい


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世界は有限である。

我々はカントのアンチテーゼと最初の二律背反を知っている。

ショーペンハウアーがテーゼの証明は一つの独我論で、アンチテーゼの証明が真の証明であると言ったのは、おそらく正しいだろう。

しかし、「世界」が無限であると言ったのは間違っている。

無限なのは自然であり、世界は有限でしかあり得ない。

そのように、古代ギリシア人は理解している。

ついさっき言ったように、「コスモス」、「世界」は秩序を意味している。

世界は組織化され、構造を持っており、構造を持っているものは必然的に有限である。

全体としての自然は、組織化されたものと考えることができない。

無限の構造というものは存在しないからである。

しかし、それは組織化され得るものである。

無限の中に構造が存在することはあり得る。

自然は多くのやり方で組織化され、無数の世界を生み出す。






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