2022年1月26日水曜日

ピエール・テイヤール・ド・シャルダンの「ポワン・オメガ」





























  Pierre Teilhard de Chardin(1881-1955)


フランスのイエズス会司祭で古生物学などの科学を修め、進化について考えた人物がいる


究極の真理を求めることについて書いている時、彼が考えた「オメガ点」(point Ω)のことが思い出されたのだ

以前のブログでも触れたような気がしたので調べたところ、今日のタイトルと同じ構造の記事が見つかった
そこで使われている図は以下のものであった




ある一点に収斂するというイメージが記憶を刺激したようだ

カトリックの教義と科学(進化)を融合させた結果生まれた宇宙の進化についてのヴィジョンである

オメガ点とは、進化が複雑性と意識を発達させ、最後に辿り着く究極の地点のことである

ただ、それは以前から存在していて進化の原因にもなっているという

最高の複雑さと最高の意識を持ったその点は、宇宙の外に在る超越的なもので抽象的な存在ではなく人のイメージだともいう

神的存在を想起させる

そのためだと思うが、例外はあるものの、多くの科学者の批判の対象になっている






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