昨日も完全オフとして、これまでのことを振り返り、これからを思い描いたりしていた
今朝、出かけようとする時、興味深いドキュメンタリーが始まったところだった
子供の頃に聞いた歌が印象に残っていた
ジェリー伊藤さんの父親の物語であった
その名は
伊藤道郎(1893 - 1961)、初めての方である
歌手を目指してドイツに向かうも彼らには太刀打ちできないと察し、
山田耕筰の勧めもあり舞踊の道へ
イギリスに渡ってから
イェイツなどの一流の芸術家に認められ、
ホルストに『日本組曲』の作曲を依頼までしている
さらにアメリカでは、モダンバレーの祖と言われるまでになった
しかし第二次大戦開戦時、スパイ容疑で強制収容所に送られるが、昭和18年日米交換船で帰国
戦後、日本で活躍の場を持ち、最後は東京オリンピックの開会式、閉会式の演出をする予定だった
しかし、その3年前に亡くなっている
中身の濃い、どっしりとした、時間を忘れさせるドキュメンタリーであった
勝手な想像だが、芸術家として充分に生き切ったのではないだろうか
印象に残ったのは海外にいる時の眼光の鋭さである
そこに
イサム・ノグチの目にも通じるものを感じた
よい1週間になりそうな予感がする週の初めである
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