フランスにおける新型コロナについての情報が大使館からが入ったので、以下にその概略を紹介したい
昨日18時、オリヴィエ・ヴェラン連帯・保健大臣が記者会見を行い、以下の通り概要を述べた
1.我々は、数週間前から感染悪化の途上にある
特に、ウイルスは大都市で急速に拡大している
これらの地域では、人口の全カテゴリーに感染が広がっている
特に脆弱な人、高齢者に影響し、病院の負担が増加、介護者の疲弊が見られる
2.マルセイユ、ニース、ボルドーでは、僅かながら状況に改善の兆しが見られる
しかし、引き続き警戒が必要である
明日、マルセイユの関係者とはオンラインで会談を行う予定である
3.リール、リヨン、グルノーブル、トゥールーズ、サン・テティエンヌでは、状況が悪化している
現時点では警戒強化ゾーンのままだが、対策の効果が生じなければ、警戒最大化ゾーンへの移行があり得る
4.パリ及び周囲3県については、今週末に再度数値の評価を行う
(パリ周辺の3県=オー・ド・セーヌ県、セーヌ・サン・ドニ県、ヴァル・ド・マルヌ県)
来週5日(月)から警戒最大化ゾーンに指定される可能性がある
5.レストラン業界からの申入れについて近日中に精査を行い、営業継続を可能にし得る規則に関する検討を行う
強化された感染予防措置実施の下の完全又は部分的な営業継続についてである
この規則が実現すれば、マルセイユだけでなく、警戒最大化ゾーンに指定された全ての場所に適用される
6.フランスにおける流行が始まって以降、1,300万回以上のPCR検査を実施している
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