少し寝かせておいた新しいプロジェのスケッチを描く
今一つパッとしない
もう少し練ることにしたい
今朝読んだモンテーニュに関するエッセイの中に対話することが出てきた
真理に近づくには対話が欠かせないというのが、モンテーニュの考えでもあった
相手の言うことに聞く耳を持たないというのでは対話は成り立たず、真理も見えてこない
このところの政府の様子を見ていると、対話はおろか説明さえもしない
説明は科学の条件でもあるが、これは結果を原因で置き換えると言い換えてもよい
今ここにあるのは何が原因なのかを示すことである
何かをやる際、真正面から立ち向かうということをしなくなって久しい
まず相手に理解してもらうよう説明を尽くした後にやるのではなく、胡麻化して抜け道を通るのである
最近では問答無用の傾向が著しくなっている
知的活動はそこになく、権力だけが行動原理となっている
これは実に恐ろしいことである
対話することについて読んでいる時、以前に書いたガダマーの「地平」についてのエッセイを思い出した
ハンス・ゲオルク・ガダマー、あるいは対話すること、理解すること(2018.6.9)
今も変わらないわたしの考えが纏められているが、おそらく最低レベルのことではないかと思う
ただ、世の中を見渡すと殆ど意識されていないように見えるので、多くの人に読んでほしいものの一つである
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