今日で今年の半分が終わることになる
今月はそれほど動きはなかった
長期プロジェに関しては、一塊を纏めることができたことが挙げられる
かなり時間は掛かったが、やっと最後の一塊に向き合うことができるようになった
それから、全くの偶然からエンツォ・パーチさんの著作を読むことになった
そのエッセイには、わたしの中で散らばってあるものを繋げてくれるところがある
これがどういうことになるのか今のところ分からないが、いつか何かに繋がるような予感がしている
現世的には、フランスからの荷物が来月着くことになっているので、そのためのセットアップをした
荷物の箱が140個を超えるとの連絡が入っているので致し方ない
フランス語で「引っ越しする」はdéménagerとなる
この言葉、18世紀には頭がおかしくなるとか気がふれるという意味があったようだ
記憶に残っている引っ越し回数を数えたところ、15回くらいになった
北斎さんには遠く及ばないが、その度に生まれ変わることができていたとすれば、悪くはないだろう
最後に一つ加えるとすれば、庭の緑が瑞々さを増し、花も咲き始めたことがある
そこに現れる微妙な変化を毎日楽しみに味わっている
今年の前半最後の日も充分に刈り取りたいものである