2020年4月14日火曜日
フランスのCOVID-19対策について
大使館から連絡が入った
4月13日、マクロン大統領が演説を行い、外出制限措置を5月11日まで延長する等の発表を行ったようである
その概要は以下の通りである
1)ここ数日、患者数減少等の希望が見えてきたが、医療施設は飽和状況にあり、努力を継続する必要がある
5月11日(月)まで、今と同レベルの厳しい外出制限を維持する
仏国内全土において同様の措置が必要になる
2)5月11日から、託児所と小中高校は段階的に再開する
高等教育機関は夏までは引き続き遠隔での開講となる
3)5月11日になってもレストラン、バー、映画館、劇場、博物館等は引き続き閉鎖する
イベントや集会などは7月中旬までは禁止
5月中旬以降、毎週、状況をみて措置を適応させていく
4)5月11日から、症状のある全ての人に対しテストを実施できるようになる
陽性者は隔離され、治療を受ける
5月11日から、大衆用マスク(masque grand public)を全ての国民に配布する
5)今後15日以内に、5月11日以降の計画を発表する
6)EU国境は新たな決定まで閉鎖を継続する
7)更なる経済政策が必要である
観光業、ホテル業、飲食業等、経済的打撃の大きい部門に対しては、特別な措置がとられる
4月15日の閣議以降、必要な措置を決めていく
8)ワクチン開発を目指し、研究に一層の投資を行う
フランスは欧州で最大数の臨床実験をしているが、治療法を見つけるために継続していく
9)アフリカがコロナウィルスに効率的に闘えるように支援すべきである
経済面でもそれが必要であり、負債の帳消し等が考えられる
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