2020年4月22日水曜日

COVID-19 の新情報




COVID-19の状況に関しては、これまでジョン・キャンベルさんの発言に注目してきた
日本の状況が説明されることは稀だが、考え方に一つの筋が通っていると感じたからである
理性的・科学的な視点が徹底されているということだろうか
事実、彼の見方を指標にして日本の状況を見直すと、いろいろなことが明らかになってきた
これまでのところ、非常に役立っている


今日は、昨日の発信のポイントを紹介したい

最初は、どれだけの人が抗体を持っているのか、免疫を獲得していると想像されるのかという点である
WHOもオランダでの研究も抗体保持者は2-3%程度であるとしている
スタンフォード大学の研究では数字がかなり高く、間違っているのではないかとジョンさんは言っている
少なくともわたしが見たところでは、2.5~4.2%程度なのであまり違わないようである
いずれにせよ、抗体陽性率が60~70%にならなければ集団免疫はできないと言われている
パンデミックはまだ初期段階にあり、その制御には時間がかかりそうである

次は、巷で噂されているように、今回のウイルス(SARS-CoV-2)が人工的に作られたのかという問題である
これに関しては、WHOと同様に、あくまでも動物由来であるとジョンさんは考えている

それからイギリスの現状が紹介されている
4月10日までの週(第15週)の死者は、前週より2,129人増えて、6,213人(総計=18,516人)
この週の死者数は過去最多で、全死者数の33.6%(ロンドンで見ると53%)を占めている
第14週ではこの割合が21.2%だったので、確実に死亡する人が増えている
また場所による違いを見ると、家<病院<介護施設の順に死者数も死者の増加率も増えている









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