6月はリラックスすることが多い月となった
久し振りのことである
具体的には、以下のようなことがあった
1)『免疫学者のパリ心景』が世に出た
この機会に書店を巡ったり、本を手に入れた方からお話を聞くことになった
本の装丁がよいという感想が、最も多かったのではないだろうか
本の制作に関わった方々に改めて感謝したい
これは全くの個人的な感想になるが、無事に船出をしたと言えるのではないだろうか
これから広く永く読まれることを願うばかりである
わたしも著者を知るために、折に触れて読み返すことにしたい
2)免疫に関するエッセイについて
刊行に向けての具体的な作業に入るのは、秋口からになりそうである
この予定から言えば、刊行されるのは年を越すのではないだろうか
それまでの間に中身がさらに熟成することを願いたい
3)スピノザの小説とゲーテの声に耳を傾けることになった
スピノザに関しては作者の考えを聞いたところに止まった
しかし、ゲーテの方は予想外の展開になっている
これまでゲーテと縁があったとは思わない
だが今回、彼の日常とその言葉を読んでみて、意外な面白さに目を見張ることになった
同時代人も含めた人物評を交えながら、わたしも興味のあることについて語っているからだろう
「時を超えて」19世紀がすぐそこにあるという感覚である
これが古典を読む醍醐味になるのだろう
もう少し読み進むことができるだろうか
4)サイファイ研の催し物の再開について
今年の秋から少しずつカフェやフォーラムを開いていこうという考えに傾いてきた
COVID-19の状況次第ではあるのだが、、
3年ほどのブランクがあるので心と体がなかなか付いていかない
現段階で開催を予定しているのは、7回目になるサイファイ・フォーラムFPSS
実際に開催できることを願っている
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