昨日はパスツール漬けの一日となった
今年はパスツール生誕200年に当たる
1822年に生まれ、1895年に亡くなっているので、72年の人生であった
昨日の記念セミナーは「パスツールの食と健康への貢献」と題され、日本パスツール財団の主催でフランス大使館で開催された
大使館にはフランスに渡る前に何度か顔を出しているので、懐かしい思いであった
このセミナーでまず、パスツール研究所元所長のフィリップ・クリルスキー博士がパスツールの業績を振り返った
当初は東京を訪問されお話される予定だったが叶わなず、ビデオでの講演となった
その後、東北大学名誉教授の齋藤忠夫博士が「乳酸菌のはたらきとパスツール」について、また酒類総合研究所前理事長の後藤奈美博士が「パスツールのワインの研究と日本ワイン」について講演された
特に印象的だったのは、日本やアジアの乳酸菌研究が非常に活発で、種々の病的状態に効果を示す機能性ヨーグルトも開発されているようだ
例えば、ピロリ菌排除、睡眠の質向上、肥満防止、骨粗鬆症予防、アレルギー防止、免疫機能向上、認知機能維持などに効果があるヨーグルトがすでに開発されているとのこと
その市場も拡大しているようである
齋藤忠夫博士
セミナーの後は、場所を大使公邸に移し、チャリティ・パーティが開かれた
参加者はセミナーより大幅に増えていた
このような会には何度か参加させていただいているが、知っている人がいないのが常
どのような人が参加されているのか想像もできないのである
この日、セミナーで講師を務められた齋藤忠夫氏と言葉を交わすことができたのは幸いであった
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