これまで17世紀について見てきたが、これから18世紀を振り返ることになる
17世紀は精神と物質の間の関係について考え、そこに何らかの結びつきを見出そうとしたが、結局未解決のままであった
そこでは2つの誤りが避けられなければならなかった
第1は、精神と物質の本質的な相違、対立は、否定されてはならないということ
つまり、精神は特別な物質に還元されてはならないし、逆に物質は精神の特別な形にされてはならないのである
第2には、そうだからと言って、この2つを結びつける本質的な統一性を否定してはならないということ
本質的な統一性とは、それぞれにとって必然であるような統一性のことである
これから、ジョージ・バークリー(1685-1753)とイマヌエル・カント(1724-1804)について論じるようである
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