2022年11月19日土曜日

日比谷公園でのデジュネの後は、平櫛田中
























昨日は山登りとイタリア語がご趣味の古い友人の案内で、日比谷公園での午後の時間となった

なぜか人出が多く、当初予定したところでのデジュネとはならなかった

しかし、全国魚河岸祭りなる催し物が開かれていたので、そこに潜り込み仕入れた弁当でベンチに座ってのデジュネとなった

外で食事をするのは久しぶりだったが、空も晴れ気持の良いひと時となった


その後、先日の日美で紹介されていた平櫛田中(1872-1979)の彫刻を見るため、小平の美術館まで出かけた

出かけようと思ったのは、10年振りくらいに元の地元を見てみたいという気持ちが湧いてきたからである

駅ビルの中は確かに変わっていたが、住宅地はあまり変わっていないようであった

美術館は閑静な住宅地にあり、こじんまりした佇まいではあるが、手入れが行き届き、人もそれなりに惹き付けていた


























田中は107歳という当時の日本一の長寿を全うした

今年は生誕150年に当たる

残念ながら30分ほどしか時間がなかったので、その印象をまだ言葉にできていない

しかし、作品となっている人物はどれをとっても「くっきり」しており、明確に迫ってくる何かがあった

そして、その人柄がわたしには好ましいものに思える人物ばかりであった

どこかゆったりしたところがあったり、人生の深みに達していると思わせるようなところがあったりと、見ているこちらも同じような気持ちに導かれるように感じていた

作風や美術館の雰囲気は全く違うが、パリのザッキン美術館のようにこじんまりとはしているけれども何度も訪問したくなるような、そんな美術館になるような予感もしている













































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