今日は、最初の会が2011年11月にまで遡る「サイファイ・カフェSHE」の15回目であった
思い返せば、第1回から第4回(2012年11月)までは「科学から人間を考える試み」というタイトルで会を開いていた
このこと一つとってみても感慨深いものがある
今回は、生誕200年ということもあり、パスツール(1822-1895)を取り上げることにした
個人的には、フランスに15年ほど滞在し、パスツール研究所にはよく顔を出し、図書館やミュゼにも大変お世話になった
しかしこれまで、なぜかパスツール個人について知ろうという気が起こらなかった
ということで、いつもそういうところがあるのだが、今回はすべてが発見という疲れる準備となった
今日の内容はサイファイ・カフェSHEのサイトに掲載予定なので、参照していただければ幸いである
懇親会でもいろいろな話が出ていた
ここでは一つだけ触れておきたい
それは、最初の会でも出ていたことで、パスツールのアカデミー・フランセーズ受諾演説に見られる教養の深さ
日本の科学者があのような演説をすることはあり得るのかという疑問
そして、最後は科学では解決できない何かが残るのではないかという疑念
それは「無限」というようなところに通じるものなのだろうか
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