本日は、完全に規則となってしまった学友との会食に顔を出した
わたしは、3年振りにカフェ/フォーラムを開催し、対面での会議や懇親会をやっている
しかし、実社会で仕事をされている方にとっては、じっくり話したり、ましてや飲み会など、なかなか考えられないことだという
マスクに隠れた顔を一度も拝むことなく異動する人も稀ではないようだ
やはり、人間生活は著しく侵されていると言わざるを得ない
先週からのカフェ/フォーラムなどは、幸運な出来事と言えるのではないだろうか
いつものようにいろいろな話が出ていたが、いくつかピックアップしてみたい
学会の特別講演に宗教学者の山折哲雄(1937- )氏を招いたことがあったという
文系の大家のお話は何がどのように出てくるのか想像もできなかったが、終わってみれば悠々たるものだったとのこと
山折氏の本を1冊だけ読んだことがあったので話題とした
ブッダと子捨て(1)(2006.12.18)
ブッダと子捨て(2)(2006.12.19)
林住期(2007.3.4)
当時はフランスに渡ることに決めてはいたが、まだ先が見えていなかった
そんな中、我が道をブッダの人生のフレームワークに入れるとどうなるのか、などと考えていた
そうすると、「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期(遁世期)」という区分が非常によく入ってくることに驚いた
つまり、これからは「林住期」に入るのだと明確に意識できたのである
あれから16年が経過した本日、「そろそろ『遊行期』に入るんじゃないか」という声が聞こえたような、聞こえなかったような
そのせいかどうか分からないが、「魂の永遠」について最近考えるようになったところを紹介させていただいた
フランスと言えば、大地が揺れることがない
その安定感の中で、永遠までが視野に入る・・・のではないかとわたしは考えていた
しかし、地震大国に長らくお住いのお二方には全くピンと来ないご様子であった
学生時代の話題も出ていたが、覚えていないことが少なくない
スキー部の同僚であった深津氏によると、夏の合宿でやった相撲でわたしが意外に強いので驚いたという話
相撲などやっていたことも忘れていた
また、深津氏は苦い思い出も蘇らせてくれた
卒業直後に命を落とした学部並びにオーケストラ同期のH氏の葬儀に、わたしが弔辞を読むことになった
しかし考えがなかなか纏まらず、紙に移すことができなかった
結局、ぶっつけ本番になってしまったのである
ただ、深津氏にとっては印象に残る弔辞だったようだ
残念ながら、こちらの内容も覚えていない
幅広く音楽を聴いていたH氏には、BST(Blood, Sweat & Tears)の存在を教えてもらい、暫くの間よく聴いていた記憶が蘇ってきた
久し振りに、何曲か聴いてみたい気分になってきた
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