今朝、携帯でニュースを見ていると、どこかで聞いた言葉を発する人がいることを発見し、驚く
哲学者の柄谷行人(1941- )氏である
その言葉は、新刊『力と交換様式』についてのインタビュー記事の冒頭にあった
「考えるとは、再考することですよ」という言葉である
哲学者・柄谷行人さんが新著 資本と国家を乗り越える「力」への希望:朝日新聞デジタル
驚きの理由は、もう7年前に書いたエッセイのエピグラフとしたフォルミュールが「考えるとは、考え直すことである(Penser, c'est repenser.)」だったからである
「わたしの真理」への道、あるいは人類の遺産と共に考える(医学のあゆみ 2015.12.12)
思索についての専門家が同じような認識に至っていたことを確認するのは、格別な瞬間であった
柄谷氏の著作には触れたことがないので、この機会に少し覗いてみようかという気分になっている
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