一夜明け、昨日の番組で語られていたことを少し思い出したので追加しておきたい
一つは、プーチンは就任当初は民主主義という言葉を口にしていたが、その後反対の方向に歩むようになったということ
それは西側がしっかり向き合っていなかったからではないかという指摘があったことについては昨日触れた
西側のロシアに対する見方で思い出すのは、『西欧の没落』のシュペングラーの言葉である
彼は西欧の白人と我々のような有色人種の違いを挙げているが、ロシア人は後者に入ると見ていたことである
これは西欧白人の一般的な見方(意識的あるいは無意識的を問わず)になっている可能性がある
このような視線にプーチンも晒されていた可能性がある
ただ、それによって今回の侵攻が正当化されることはないが、このような侵攻を避けるには日頃から話し合いや相互理解ができる状態にしておくことが欠かせない
そこから二つ目として、独裁は戦争に繋がるということ
それは我が国も経験していることなので理解可能だろう
従って、その兆候を見逃してはならないということ
それから第三に、これはアタリ氏ではなかったかと思うが、アメリカは敵を必要としているということ
その背後に軍産複合体があるという
今回もバイデンはロシアの侵攻を知りながら放置していたように見えるのだが、気のせいだろうか
以前に、関連する記事を書いたことを思い出した
ご参考までに
ウンベルト・エーコ著 『ファシズムを見分ける』 を読む(2017.9.21)
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