2022年5月14日土曜日

『免疫学者のパリ心景』第1章のご紹介
































この春のサイファイ研のカフェとフォーラムをすべてお休みにすることにした

COVID-19の先行きが未だよく見えないことがその理由になる

対面の会を目指しているので致し方ないのではないかと思っている

ご理解いただければ幸いである

秋には何とか再開できないかと願っているが、こればかりは我々の力を超えている

場合によっては、ZOOMの導入も考えなければならなくなるかもしれない

いずれにせよ、状況が好転することを願うばかりである



さて、先日送られてきた『免疫学者のパリ心景』の書影だが、フランスの詩的な香りが感じられ、なかなかよい

今日も眺めて見ることにした

これから折に触れて、章の中の節立てを紹介したい

まず、第1章「なぜフランスで哲学だったのか」
1.フランス語との遭遇

2.抱えていた実存的問い

3.フランスでの「全的生活」を模索する

4.刻印を残した二人の哲学者: ピエール・アドーとマルセル・コンシュ

5.フランスの大学院教育を受けて

5-1.マスターコース

5-2.ドクターコース


この章では、フランスに渡るまでの心の軌跡を振り返り、 大学院教育を受ける過程で感じたことを綴っている

これからフランスでの学びを考えている方にも参考になることがあるのではないかと想像している

また、基本には生きるということについての省察がある

その意味では、この世界に在るすべての方の力になることを願って書かれている


エッカーマンに「書物はもう出来つつある時から運命を持っている」という言葉がある

この伝で行けば、この本もすでに運命付けられていることになるが、それはどのような運命なのだろうか

エッカーマンが願ったように、「幸運に恵まれて多くの人の心に適い、よきことの数々を生み、また広めるに至らんことを」わたしも願いたい







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