変な言い方だが、本書には「おまけ」が付いている
編集者の提案で、各章に短い文章を付けて「コラム」とすることになった
その章の内容にどこかで関係するテーマを取り上げて、ほんの少し肉付けするというものである
それがうまく行っているのかどうかのご判断はお任せしたい
以下にタイトルだけ挙げておきたい
COLUMN 1.古典を読むという「実験」が欠かせないわけ
COLUMN 2.二つの闇の間の閃光
COLUMN 3.免疫の本質に至る旅
COLUMN 4.「科学と哲学」を考えるカフェとフォーラム
COLUMN 5.エッセイシリーズから見えてきた好みの哲学者
10年間続いたエッセイシリーズでは、写真を数枚入れることが条件であった
本書においても写真を厳選して入れたが、歴史上の人物を除き著者撮影のものである
フランスの雰囲気が伝わってくることを願っている
それから、これも編集者からの提案だったのだが、本と章のタイトルにフランス語を添えることになった
上の写真にある通り、表紙からフランス語が大きく出ている
わたし自身、まだその全貌を見ていないのだが、『パリ心景』に相応しいフランスの香りが漂っていることを期待している
こうしてみると、科学と哲学から出発しているが、あるいはそれ故に当然の帰結なのかもしれないが、この世界、この人生と深く関わる大きな全体についての書になっているように思えてきた
それが「希望の書」であることを願いたい
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