今日も『免疫学者のパリ心景』の紹介をしたい
第4章「科学と哲学の創造的関係を求めて」は以下のような構成になっている
1.オーギュスト・コントの「3段階の法則」
2.「科学の形而上学化」、あるいは「4段階の法則」
3.そもそも形而上学とは何をする学問なのか
4.なぜ「科学の形而上学化」が必要になるのか
5.意識の3層構造と第3層の重要性
6.「科学の形而上学化」の実践
本章は「科学の形而上学化」という概念が生まれた経過とその中身について書いている
経過からも明らかなように、全くの偶然から生まれたものである
と同時に、それは一般的に「もの・こと」を認識する際にも重要になることが見えてきた
認識論あるいはエピステモロジーという言葉の意味が長らくよく分からなかった
しかし、「科学の形而上学化」を介してわたしなりにこのテーマに関わることができるようになった
それは同時に、本書が「わたしの方法序説」になっているかもしれないと考えるようになった理由にもなっている
科学と哲学の一つの関係を示すものにもなっているが、ご批判をいただければ幸いである
なお第6節の「科学の形而上学化の実践」においては、サイファイ研のカフェやフォーラムの活動についても触れている
お手に取っていただければ幸いである
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