2021年10月31日日曜日

10月を振り返って
























もう恒例となった月の纏めの時期になったが、今月もいくつかの項目が浮かんでくる


第一は、日課のようになったコンシュさんの読みを続けたこと

毎回、何らかの学びがあるように感じられ、なかなか止められない

外見はおとなしそうなのだが、意外に過激なところがあることを発見、驚いた

自由の精神の賜物なのだろう

それと、この読みがフランス語に触れる時間を確保してくれている

今読んでいるところを読み切って、その先をどうするのか考えることになるだろう


第二は、先日も触れたが、全く想定もしていなかったアトリエができたこと

8月にフランスから荷物が届いて以来、本当にゆっくり整理をしていた

月初めにはまだ荷物が散らばっていたが、ここに来て驚くほど綺麗に片付いた

当初は荷物置き場として考えていたスペースだが、余裕ができたので仕事場にすることにした

そこにはフランスから届いた書籍や資料しかないためか、不思議な集中ができることが分かった

このところ毎日のようにお世話になっている

そこから何かが生まれることを期待したい気分である


第三は、本当に長い間関わっている長期プロジェだが、もう少しで全体の姿が見えそうなところまできた

今月に入り、すぐにでも終えることができるかと思っていたが、なぜか急に前に進まなくなった

どこかに去り難い気持ちでもあったのか

単に考えが纏まらなかっただけなのか

あるいは、この身に沁み込むまで待っていたのか

いまその全体にも目を通しているが、次に繋がる可能性のある芽がいくつか見つかる

このようなプロジェは、一つのテーマについて自分がどう考えているのかが分かるだけではなく、その理解の先にある問題をも露わにする

かくして終わりなき道が続くのだろう

それはそれで悪くない




そして今年もこの季節が近づいてきた

折に触れて聴いていくことにしたい











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