もう恒例となった月の纏めの時期になったが、今月もいくつかの項目が浮かんでくる
第一は、日課のようになったコンシュさんの読みを続けたこと
毎回、何らかの学びがあるように感じられ、なかなか止められない
外見はおとなしそうなのだが、意外に過激なところがあることを発見、驚いた
自由の精神の賜物なのだろう
それと、この読みがフランス語に触れる時間を確保してくれている
今読んでいるところを読み切って、その先をどうするのか考えることになるだろう
第二は、先日も触れたが、全く想定もしていなかったアトリエができたこと
8月にフランスから荷物が届いて以来、本当にゆっくり整理をしていた
月初めにはまだ荷物が散らばっていたが、ここに来て驚くほど綺麗に片付いた
当初は荷物置き場として考えていたスペースだが、余裕ができたので仕事場にすることにした
そこにはフランスから届いた書籍や資料しかないためか、不思議な集中ができることが分かった
このところ毎日のようにお世話になっている
そこから何かが生まれることを期待したい気分である
第三は、本当に長い間関わっている長期プロジェだが、もう少しで全体の姿が見えそうなところまできた
今月に入り、すぐにでも終えることができるかと思っていたが、なぜか急に前に進まなくなった
どこかに去り難い気持ちでもあったのか
単に考えが纏まらなかっただけなのか
あるいは、この身に沁み込むまで待っていたのか
いまその全体にも目を通しているが、次に繋がる可能性のある芽がいくつか見つかる
このようなプロジェは、一つのテーマについて自分がどう考えているのかが分かるだけではなく、その理解の先にある問題をも露わにする
かくして終わりなき道が続くのだろう
それはそれで悪くない
そして今年もこの季節が近づいてきた
折に触れて聴いていくことにしたい
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