2021年11月17日水曜日

コンシュ「形而上学の概要」(20)




































「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」という問いを理解するには二つの方法がある。


ひとつは、もし何かがなかったならば、「存在するだろう」ものは何もないことを意味している。


――その場合、「存在するだろう」何かから何も作らないので馬鹿げている。


あるいはまた、もし何かがなかったならば、何も「存在しないだろう」ことを意味している。


この場合は、思考がそれ自体から思考のすべての対象を奪うので考えられない。



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従って、「何もないのではなく、何かがある」ことを肯定せざるを得なくなるということなのか。

ゆっくり読まなければなかなか理解できなかったが、わたしの理解(訳)で問題ないのだろうか。








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